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べ、別に「鬼滅の刃」に便乗して大正ストーリーを書いたわけじゃないからね。マジで。


「このバカ者がッ!」

 万雷落つ。当主の邦明(くにあき)の怒声が響き渡る。

 家族も使用人たちも、縮こまっている。

 ただ一人、次女の撫子(なでしこ)だけは凛として、暴君と対峙している。

「私は本気ですわ」

 キッパリと言う。

 そんな娘の落ち着き払った態度に、父はますます激高して、

「何を考えておるのだ!」

と手元にあった湯飲みを投げつけた。幸い、湯飲みは反れ、撫子には当たらなかったが、飲みさしの茶が撫子の着物に飛び散った。

 それでも撫子は微動だにしない。

「撫子さん、お父様にお謝りなさい。不心得もいい加減になさい」

 継母の承子(じょうこ)も居丈高に言うが、今度は撫子は返事すらしなかった。



 撫子は湊川(みなとがわ)子爵家に生まれた。早くして母と死別し、父は後添えとして承子を迎えた。

 ほどなくして、承子は男児を産んだ。

 承子は実の息子を溺愛し、撫子や彼女の姉を露骨に疎んじた。

 父は怪しげな大陸浪人たちと交際し、大陸の動乱に乗じて、一儲けしようという企てに熱中して家庭を顧みなかった。祖父は孫娘より書画骨董に興味を傾けていた。

 やがて姉は、父の命で或る金満家のところへ嫁いでいった。父の野心の資金作りのためであろう。

 撫子はこの冷たい家が大嫌いだった。

 乳母や女中や書生にかしづかれ、令嬢として何不自由なく生きていたが、心は虚ろだった。

 孤独から逃れるように、撫子は文学に親しんだ。

 小説のヒロインになりきって、恋を楽しんだリ、スリルに浸ったり、美しい心の在り様に胸をときめかせた。

 そんな娘を典型的な明治人間の父は、

「こんなものなど読みおって!」

と叱りつけ、

「お前は良き嫁になり、子を産み育てることだけを考えていればいいんだ!」

と小説本を破り捨てたりもしたが、そんな父の暴虐はかえって、撫子の熱い思いを燃え上がらせる薪となるばかりだった。

 撫子は文学熱の高まりと共に、いわゆる「新しい女」と世間から揶揄されがちな思想に傾倒しはじめた。

 女権拡張運動や社会問題に関心を持つようになった。

 そして、華族の家に生まれたというだけで、豊かな生活を享受し、特別に扱われている自己の人生について、疑問を抱くようになった。

 救世軍の活動に加わってみたものの、そうした中途半端な社会奉仕は、逆に彼女の罪悪感を膨らませただけだった。

 そうしたとき、何気なくひろげた文芸雑誌に、撫子は彼女の人生を一変させる広告を見つけ、釘付けになった。

 「理想郷建設」

の五文字が躍る。

 撫子が深く敬愛する文学者であり、理想主義の旗手でもある杭瀬川清麿(くいせがわ・きよまろ)が企図した計画について、その記事は書かれていた。

 十六歳から二十八歳までの若い男女が共同生活をする、新しい時代のユートピアを北の原野に造ろうという趣旨の文章だった。

 そこでは、俗世間のしがらみもなく、物質主義や身分制度も排され、青年たちは力を合わせて広野を開墾し、自給自足と芸術至上主義が基盤となる。皆、共に働き、共に分かち合い、共に肩を並べ、芸術に親しもう、と清麿は謳っている。

 そのための当座の資金は自分が供出する、と実現が絵空事ではないことも保証している。

 富国強兵の明治の御代は終わり、自由や平和や平等や理想に憧れる新時代の意識が産み落とした一大計画だった。

 ――これだわ!

 撫子は自分が求めていた道を見出した。生まれて初めて射した光明だった。

 自らの糧を自らで得て、皆平等で、つつましくも芸術的で、心豊かな暮らし、それこそが、

 ――私の望んだものだわ!

 まさに地獄に仏の思いで、密かに清麿に手紙を送った。

 返信が届いた。

 清麿によれば、彼の運動に感銘を受けた若人たちの参加や寄付の手紙が、全国から殺到しているという。

 撫子も刺激を受ける。

 清麿と文通を繰り返し、ついに理想郷の会員として認められた。

 そして、父に家を出ることを告げた。

 当然父は怒り狂った。

「皇室の藩塀たる子爵家の娘が百姓の真似事など、酔狂にもほどがある!」

と唾を飛ばしてわめきたてた。

「いい恥さらしですわ」

と継母も反対した。

 しかし、撫子は一歩も退かなかった。この機を逃したら、自分は文学をはじめ何もかも取り上げられて、姉のように父の具として、好きでもない男に嫁がされ、一生俗塵にまみれて埋もれていくのだ。

 とうとう撫子は、周りの制止を振り切って、自分の意思を貫き、北へ向かう船に乗ったのだった。籠の鳥は天空へと羽ばたいた。撫子十八歳の晩春だった。



 船中で自分と同じく「理想郷」へと旅している女性二人と知り合った。

 真館須磨子(まだて・すまこ)は二十二歳、眼鏡をかけ、知的な印象を見る人に与える面差しだった。

 女学校で教鞭をとっていたが、陰湿な職場や周囲の旧弊に嫌気がさし、新しい生き方を求めていたという。

 伴野柚子(ともの・ゆずこ)は神戸で外国人相手の商売をして産を築いた大店の娘で、親に反発して、家出、カフェーで女給をしていたところ、理想郷のことを客に教えられ、清麿に直接会いに行って、膝詰め談判の末、会員になったという。十六歳、と最年少だ。いかにも行動的な町娘といった利かん気そうな少女だった。

「本当はアメリカにでも渡ろうかと考えていたのだけれど、最近は移民の制限が厳しいらしくて。世知辛いわね」

と須磨子は微苦笑する。

「あたしは満州に渡って馬賊の女頭目になるつもりでいたわ」

と柚子は茶目っ気たっぷりに言って、二人を笑わせた。

「こんな濁世にもう未練はないわ。早くアメリカや満州より素敵な郷に行きたいさね」

「“行く”のではなくて、作るのですわよ、私たちが」

「そうね、撫子さんの言う通りだわ。けして平坦な道ではないけれど、皆でやり遂げましょう。私たちが成功したら、きっと後に続く人々が日本中に現れるでしょう」

「日本中に?!」

「では私たちが日本の将来を背負っていると言っても、過言ではないわけですわね」

「華族様も貧乏人もこの世から無くせるのね。スゴイわ!」

「私たちの振るう一鍬一鍬が歴史を作っていくのよ」

 無限の高揚が三人の胸を浸した。



 しかし、最果てで待っていたのは、過酷な現実だった。

 選ばれて集ったのは、男が26人、女が8人だった。

 寝起きするための粗末極まりない小屋をあてがわれ、その四五畳の部屋で女8人はすし詰めになって過ごすことになった。

 夜の寒さと、やがてはこれ以上の寒気と闘うのだという恐怖に身をふるわせ、撫子たちはまどろんだ。

 それでも、翌日、リーダーの杭瀬川清麿が合流し、

「皆さん一人一人が革命家なのです! 精神的エリートなのです! 必ずやこの辺境の地に楽園を築き上げましょう!」

と気炎を吐くと、そうだ、そうだ、と一同は奮い立った。

 女たちはこれまで着ていた女物の着物を脱ぎ捨て、粗末な野良着姿となった。撫子もあらかじめ小作人から譲ってもらっていた野良着を着た。

 長い髪をまとめ、荒地を耕した。

 女たちは慣れぬ農作業によろつきながらも、汗を流し、大地と格闘した。しかし、気持ちばかりが空回りして、ほんのわずかな地面をほじくり返しただけで、第一日は暮れた。

 農作業とはこんなにも辛いものだったのか、と撫子は自分の甘さを痛感せずにはいられなかった。どこまでも広がる曠野を眼前にして、気が遠くなる思いだった。



 その夜、撫子は行李の中から、裁縫鋏を取り出し、須磨子に手渡した。

「須磨子さん、これで私の髪を切って下さいませんか」

 いきなりのことで、

「撫子さん、何を急に言い出すの?! 正気に戻って!」

「撫子姐さん、早まっちゃダメよ!」

と須磨子や柚子はあわてて制止したが、

「こんな長い髪は農作業には向いていませんわ」

と撫子は言い張り、とうとう須磨子を説き伏せ、その長く美麗な髪に鋏を入れさせた。

 結わえていた髪をほどく。絹のように柔らかく美しい髪が、サァー、と肩や背に流れる。

 須磨子は撫子に求められるままに、横の髪を耳の上のところで、断ち揃えた。

 ジャキジャキ、ジャキジャキ、

 長い髪が板敷きの床に、垂れ落ちた。

「きゃあ!」

と柚子は顔を両手で覆い、指の隙間から怖々、髪を切られる撫子をのぞき込む。

「撫子姐さん、尼にでもなるつもりなの?」

 須磨子は左右の髪が対称になるように、今度は左の髪を切り、念入りに揃えた。

 ジョキ、ジョキ、ジョキ、

 ジョキ、ジョキ、ジョキ、

 バサッ、バサッ、

 幕が下りるように、横髪はまっすぐに、コメカミ辺りから順々に落ちる。

 両耳がけなげに出た。

 後ろの髪もバッサリと切り落とされた。横の髪とほぼ同じ高さに。

 撫子の襟足は鋏で刈られたが、どうしてもうまく切れず、見かねた柚子が男たちの小屋にひとっ走りして、バリカンを借りてきた。

 それを使い、須磨子は撫子の襟足を刈り上げた。

 カチャカチャ、カチャカチャ、

 ビッシリと短く、襟足は刈り込まれていった。

「須磨子さん、お上手ね」

「実家でよく弟たちの散髪をしてあげていたからね」

 そう言いながら、須磨子はバリカンを巧みに動かした。

 カチャカチャ、カチャカチャ、

 バサッ、バサッ、

 刈り上げて耳上のオカッパ頭になる撫子。

 せいせいした。もはや湊川子爵家の令嬢ではなく、一介の農婦になった心持ちだった。

「撫子姐さん、似合うわ!」

 おびえていた柚子が一転、褒めると、他の女たちも、

「まるでモダンガールみたい」

などと讃した。

 こんな撫子の異色な髪型を、

「醜悪な都会趣味」

であると、批判する者もいたが、撫子は意にも介さなかった。働きやすい髪にしたまでのことだ。



 撫子らは来る日も来る日も耕し続けた。

 土まみれになり、手には豆ができ、その豆もつぶれ、衣服も擦り切れてきた。

 主食はジャガイモである。ふかしたジャガイモを、食塩もバターもつけず齧る。

 しかし、そんな若者たちの懸命の労働を、荒野は嘲笑うかのようにはね返した。開墾は遅々としてはかどらない。

 「理想郷」は段々とほころび始める。

 郷民は所詮、頭でっかちのお坊ちゃんお嬢ちゃんだ。

 芸術第一だと読書や句会をして農作業を怠ける者、そういったサポタージュ組を憎む農作業組、仲間割れしてあちこちに派閥が形成され、いがみ合う。

 男女が一緒に暮らしているのも良くなかった。

 一人の女性をめぐって、複数の男性らが角突き合わせ、或いは浮気な女に男どもが翻弄されたりと、色恋をめぐるトラブルが絶えなかった。

 撫子も何人もの男から付け文されたり、口説かれたり、色目を使われたりしたが、頑として応じず、ひたすら耕作に没頭した。「理想郷」をつくるために。短い髪を秋風になびかせ、土と格闘し続けた。

 だが、郷民の暮らしはたわんでいる。

 労働や諍いに嫌気がさして、郷を去る者も出てきた。

 主唱者である清麿さえ、金策の為、出版社との交渉の為、としょっちゅう東京に戻っていて、郷を不在にしがちになった。

「自分だけ東京で旨いものをたらふく食って、歌舞伎や活動写真を観ているんだぜ」

と郷民はひそひそ噂している。

「やっぱりお公卿さんだね、粘りってものがない」

とその出自をからめて清麿を批判する者もいた。

 撫子は人間という存在の度し難さを思った。理想と実生活との両立の困難さを知った。

 しかし、流されたくはなかった。もうあの家に帰るつもりもなかった。

 が、彼女にできることと言えば、歯を食いしばって、荒地に鍬を打ち込むことだけだった。

 冬が来た。



「まるでシベリアの流刑地みたいだわね」

 酷寒の日々に、須磨子は冗談を言うが、誰も笑わない。

 郷民には、綿入れが支給されたが、とてもしのげる寒さではない。

 土が凍り、農作業も満足にできない。

 皆、小屋に籠り、ガタガタと震えて日を過ごした。

 Aという青年などは、

「だまされた! 何が理想郷だ! 理想が叶う前に凍え死んじまうよ!」

と仲間を連れ、郷を出て行った。

「あたしも郷を出ようかしら。こんなところに居たって、何の甲斐もありゃしないわ」

と柚子までがこぼしている。

 撫子のみが初心を失わずにいた。清麿が資金稼ぎのため、近くの町から請け負ってきた内職に、昼となく夜となく励んでいた。

 「堕落」した男どもが接近してくるのが、わずらわしくてたまらなかった。

 髪が、伸びた。

 いつものように、須磨子に散髪してもらう。

「撫子姐さん、もう諦めて東京に帰ろうよ」

と言いながら、柚子が借りてきたバリカンを見て、撫子は身体中に電気が走り抜けたような衝動に駆られた。

 にわか床屋の須磨子に、とっさに、

「丸刈りにして下さいな」

と頼んだ。

 流されそうな自分に活を入れるため。

 この地に骨を埋める覚悟を決めるため。

 須磨子と柚子は泡を食って止めにかかったが、撫子は肯んじなかった。

 同居している女たちは、すっかり心が荒んでいて、

「お姫様ご本人が丸坊主にしてくれって言ってるんだから、やっておあげなさいよ」

と冷ややかに、或いは投げやりに突き放す。

 撫子の決意は揺るがない。

 須磨子は渋々バリカンをとった。

 撫子の前髪の生え際に、バリカンを差し入れ、カチャカチャ、と臆病に刈りはじめる。

 ザアアァァ、と髪が裂け散る。

 バサバサバサッと黒い雨が激しく板の間に降り注いだ。

 額から頭頂にかけて青い地肌が暴かれ、ランプの灯の下、皮脂で照りかえっている。

 長いこと手入れを怠ってきた髪は、だいぶ傷んでいた。

 不意に激しいスリルをおぼえた。同時にエクスタシイを感じた。

 バリカンはさらに、額と頭頂間の髪をむしり取っていった。

 カチャカチャ、カチャカチャ、

 バサッ、バサッ、バサッ、

 黒い雨は降りやまない。間断なく床へ振り落ちる。

 髪の裂け目は拡がっていく。右に拡がり、左に拡がり、月代(さかやき)のようになり、コメカミにもバリカンが入った。

 右鬢が刈られる。

 カチャカチャ、バサッ、バサッ、

 幾筋もの黒髪が絡み合うようにして落下する。チョボチョボと鳥のヒナのように残ったわずかな毛髪も、しっかり刈り摘まれた。

 次いで、左の鬢もバリカンによって刈り込まれ――

 カチャカチャ、カチャカチャ、

 バサッ、バサッ、

 後頭部も刈り上げられる。痛みを伴うその感触に、撫子はグッと唇を噛みしめる。

 須磨子は憑かれたかのように、撫子のうなじから頭頂にかけて、何度もバリカンを走らせる。

 青光りする地肌がみるみる浮き上がる。

 最果ての冬の寒気を、防いでくれる障壁もなくなり、もろに受け、頭皮は一層その色を青ざめさせるかのようだった。

 後頭部の髪が割れ、割れ目は右、右、右、と拡がり、左、左、さらに左、と刈り跡の青も露わに、撫子の頭は丸くなっていく。

 虎刈りに、そして、周到に刈り残しが最後の一本まで刈り尽くされた。

 青白い丸刈り頭は、見る者を寒々とさせる。

「できたわよ」

と肩で息をする須磨子から姿見を渡され、自己のありさまを確かめた撫子は、

「ありがとう、須磨子さん」

と満足げに頭をなでた。

「それじゃあ、男か女かわかりゃしないわ」

と柚子は、美しい撫子に憧れていただけに、憎まれ口を叩いていたが、荒んでいた他の女たちは、態度を一変させ、

「勇敢だわ!」

と撫子に賛辞を送った。

 切り髪を囲炉裏の火にくべ、焚き付けにして、臭い、臭い、とはしゃぎながら、皆で暖をとった。火中の髪は真っ赤になり、バチバチとはぜ、頭脂のせいか、勢いよく燃えた。

 その火を見つめながら、

「撫子さん、私も髪を切るわ」

と須磨子は唐突に言った。

「え?」

 驚く撫子に、

「さすがに丸刈りにはしないけど、断髪(おかっぱ)にするわ。弱い自分を戒める意味をこめて」

「撫子姐さんや須磨子姐さんに負けてらんないわ。あたしだって髪を切る!」

「二人ともいけませんわ、そんな長い髪を切るだなんて」

「撫子姐さんに言われたくないわ」

「ホホホ、柚ちゃんの言う通りよ、撫子さん」

 須磨子と春子の髪が火中に投じられたのは、それから15分49秒後のことだった。

 燃え上がる髪の骸たちを見据え、

「今が我慢のときですわ。やがて春は来ますわ」

と撫子は言った。自分に言い聞かせるように。

「春は、来る」

「春は、来る」

 皆、呪文のように呟いた。呟きは段々と大きく力強くなって、いつしか、

「春は、来る!」

「春は、来る!」

と大合唱になった。

 女たちは厳寒の戸外に飛び出し、

「春は、来る!」

「春は、来る!」

 激しい吹雪に抗うように、舞い、踊った。

 撫子は青々とした坊主頭を天に晒し、須磨子と柚子は短い髪を振り乱し、乱舞した。



 春は来た。

 やがて震災が起きた。改元があり、恐慌があり、クーデターがあり、中国との戦争が起きた。日本中がファシズムの嵐に巻き込まれていった。

 理想郷はついにその花を咲かせなかった。

 動乱の中、歴史の片隅で、儚くも懸命に芽吹こうとした小さな種子たちが、いかなる運命を辿ったのか、それはまた別稿に譲るとして、ここに筆をおく。




             (了)






    あとがき

 リクエスト小説第5弾です。
 「お金持ちの令嬢が家出して農婦になり、農作業の邪魔になるからとロング→ワカメちゃんオカッパ→坊主に、そして一緒に農業を志している女性たちも断髪」(大意)とのリクエストで書かせて頂きました。如何でしたか?
 この「理想郷」の元ネタは大正時代、若き日の文豪・武者小路実篤が作った「新しい村」です。
 若者たちを募って、素晴らしい共同体を起ち上げようとしたのですが、結局――主に人間関係の問題で――挫折してしまったという。。人間ってやつは、なかなかうまくいかないものです(´・ω・`)
 タイトルちょっと遊び過ぎ? ラノベのノリを期待しておられた方は「あれ?」といった感じでしょうか(^^;) ちなみに当方、「鬼滅の刃」についてはほとんど知識がありません(汗)
 そして、今作は当サイト、200本目の小説です。1作目の小説「女弁慶」を自家栽培的に書き終えたときには、まさかこんな展開になるとは想像もできなかったです。
 これも作品を読んで下さっている方々のお陰です。どうもありがとうございます(*^^*)(*^^*)

 今回のアップロードはこれまでです。今後もリクエスト小説まだまだアップロードさせて頂きます。
 今回、リクエストめっちゃ多くて(前回の1・5倍以上・汗)、かなり早書きで書いているので、色々と粗相があると思いますが、どうかお許し下さいm(_ _)m



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