セーラームーンHeresy〜騙されて刈られて! うさぎの最悪な日 |
あたし、月野うさぎ、1×才、中学〇年生。 性格はちょーっとおっちょこちょいで泣き虫ってとこかな〜(はぁと) でも、本当はね、愛と正義のセーラー服美少女戦士セーラームーン。 うさぎはハンマーを握りしめ、「敵」と対峙していた。 緊迫した空気、漂うダークオーラ。 ゴクリ、とうさぎの喉が鳴った。逡巡の色が、その顔には浮かんでいる。 ――やるしかない・・・。もう後はないんだから・・・。 と彼女の心は呟き続けている。 そんなうさぎを嘲笑うように、「敵」はうさぎを冷ややかに見据えている。 潮はまだ満ちてはいない。 わかってはいる。が、わかってはいても、芥子粒ほどの奇跡を信じて、やるしかないのだ。 「よし!」 うさぎは心を決めた。ハンマーを握り直し、振り上げ、 「セーラービリーブミラクルアタック! えいっ!」 と「敵」めがけ、ハンマーを振り下ろした。 ガシャン! ブタの貯金箱は音を立て、割れた。 希望は一瞬にして、絶望に変わる。 「100円・・・5円、10円・・・ふえ〜ん、217円しかないよぉ〜」 金欠という「敵」には、セーラー戦士の力をもってしてもかなわない。 「いつもムダ使いばかりしてるからよ」 うさぎをサポートするおしゃべり猫、ルナは呆れ顔で首を振っている。 「もうすぐマモちゃんの誕生日なのに、これじゃプレゼント買えないよ〜」 「手作りのプレゼントにすればいいじゃない。料理とか洋服とかお皿とか・・・ごめん、言ってみただけ(汗)」 うさぎの不器用さを、これでもかってくらい思い知らされているルナは、ため息をついて、自己の提案を撤回した。 「どうしよう・・・」 涙で目を潤ませるうさぎである。 「いいんだよ、うさ子、その気持ちだけで十分さ」 と優しい衛ならそう言ってくれるだろうが、衛はこの間のうさぎの誕生日には、イタリアンレストランを予約してくれ、素敵なアクセサリーをプレゼントしてくれた。 けして、ギブアンドテイクなんて安っぽい気持ちじゃなくて、だって、大好きで大切な人の喜ぶ顔が見たくない、なんてヒネクレモノはそうはいないだろう。 この間、あるショップで見つけた超かっこいいネクタイが脳裏に浮かぶ。 高価だけど、 ――マモちゃんに似合いそう。 と密かにロックオンしている。が、先立つものがない。 20世紀的過ぎるブタの貯金箱壊しという荒業も、空振りに終わった。 「トホホ、世知辛いなあ」 うさぎは肩をおとす。 夏休み前だというのに、教室でも不景気顔で悶々としているうさぎであった。 「何よ何よ」 と一人でブツブツ言っている。 「亜美ちゃんは塾の講師をパパにしてお金貢がせてるし(あくまで迫水世界での話です)、レイちゃんは雄一郎さんと組んで美人局して、オヤジからお金むしりとってるし(あくまで迫水世界での話です)、マコちゃんはマンションに男引き込んで、シッポリやってガッポリ儲けてるし(あくまで迫水世界での話です)、美奈子ちゃんは反社のパーティーでセーラーVショーやって荒稼ぎしてるし(あくまで迫水世界での話です)、なんであたしだけいつもお金に困ってるのよ〜。こないだなんてあたしをハブって、4人で高級中華食べに行ってたらしいし、不公平よ、プンプン。あたしだって・・・」 「うさぎ、何ブツブツ言ってるのよ」 親友のなるが話しかけてきても、相変わらずの不景気面で、 「れいによって金欠よぉ〜」 グダ〜、と机に突っ伏す。 「よろずお金の世の中だよね」 「世間様は厳しいねえ」 「うさぎさ〜ん、お金に困っていらっしゃるようですね」 グルグル眼鏡の少年が割り込んでくる。 「なによ、海野、あたしとしゃべりたいのなら単語一個につき100円取るわよ」 「そ、そんな〜。せっかくいいお金になる情報を持ってきたのに。あ、これは独り言で、課金の対象外です。では失礼」 「ちょ、ちょ、ちょっち待って、海野クン!」 夏休み三日目の午後、うさぎはある雑居ビルの一室の前に立っていた。 部屋の前に掲げられている HAIR REVOLUTION・NO9 というプレート。 その部屋はなんとか事務所の体裁をとってはいるが、暗鬱な雰囲気が漏れ出ていて、うさぎをためらわせる。 海野は、カットモデルの仕事だ、と話していた。 「いえ、ね、ボクの遠い親戚の人がそういうヘアーカットの映像を撮っていまして、なんでも『美容とアートの融合』だとかで――」 「カットモデルぅ〜?!」 うさぎはとっさに髪に手をやる。美しいお団子ツインテールへの愛着は一方ならぬものがある。 「あたし、髪切るの絶対イヤだかんね!」 と拒絶反応を示すうさぎに、 「それは事務所の人と話し合ってみればいいじゃないですか。短くしたくない、って。先方と意見が折り合わないなら帰れば済む話ですよ」 「う〜ん」 「ギャラはめちゃめちゃ良いらしいですよ。特に中高生にはお金弾んでくれるみたいです」 海野の殺し文句にうさぎも 「う〜む」 と腕組みして瞑想モード。 「でも髪を切るのはなあ」 「あら、いいじゃないの」 なるが身を乗り出す。 「うさぎ、ずっとその髪型でしょ? 冒険しろとは言わないけど、チョコッと変えてみるのも悪くないわよ」 「うさぎさんはどんなヘアスタイルでも似合うと思いますよ。カリスマ美容師の手で大人への階段をまた一歩、みたいな」 なると海野にそそのかされると(二人とも善意で言っているのだが)、うさぎもちょっとその気になる。 「そうかなあ」 とりあえず、せっかくの儲け話、海野を通じてその事務所にアポをとってもらい、本日、事務所のドアの前まで来た。 ノックしようかしまいか迷ううさぎ。 その脳裏には、要領よく生きている他のセーラー戦士たちの顔が浮かぶ。どの顔も蔑むように笑っている。 ――うさぎちゃん、まだまだガキね〜。 といったその表情たちに、 ――あたし、子供じゃないもん! と負けん気が湧きおこる。そして、衛にがあのネクタイを巻いている姿が頭の中、フラッシュバックする。 うさぎは勇を鼓してドアを叩いた。 話はとんとん拍子に進んだ。いや、まだねんねのうさぎが、大人たちの甘い言葉に乗せられ、丸めこまれてしまったといった方がいい。 どうもファッションやアートではなく、マニアックなモデルのようだが、うさぎにはよくわからない。おバカだし。 わからないまま、車で撮影クルーと移動。クルーは三人、思ったより本格的だ。しかも、事務所の大人や撮影スタッフにチヤホヤされ、うさぎはご満悦で車に揺られていた。 着いた先は―― 赤、青、白、のサインポールがクルクル。 ――床屋さん? しかも、かなり場末の床屋だ。 「じゃあ降りて。撮影許可はとってあるから」 と言われ、 「え? あのぉ〜、床屋ですよね、ココ」 「何か不満でも?」 「いや、あのぉ〜、渋谷とか代官山とかの、もっとオシャレなお店で――ここ巣鴨ですよね?――こう、何て言うか・・・かっこいいカリスマ美容師さんに今風のヘアメイクをやってもらうんじゃ・・・え? え?」 と狼狽しているうさぎの様子も、クルーは余すとこなく撮影中。 「あたし・・・やっぱ帰ろうかなぁ」 と撮影を拒否ろうとするうさぎだが、スタッフは豹変、鬼の顔になって、 「うるせえ、さっさと入れ!」 と強引にうさぎを店内に引っ張り込んだ。 「キャッ!」 今時タイル張りの、かなり古臭い店の内装に、うさぎは怯みまくる。 「いつもお世話になっています」 「こちらこそ。どうせそんなに客はいないしね」 とスタッフと店の主(50歳くらい)は挨拶を交わしている。 そして、うさぎはカット台まで引きずりあげられ、店主は断髪の準備をはじめる。 「えーん、えーん、なんて日なのぉ〜!」 「大丈夫、ボーズにしたりはしないから。ただ髪はバッサリ切らせてもらうけどな。ちゃんとギャラははずむからさ、いい加減観念しろ」 スタッフに脅されたり宥められたりしながら、うさぎは泣く泣くカットクロスを巻かれている。 そのミジメなさまも、有能なクルーに、絶妙なカメラワークで撮られている。 まずはトレードマークのお団子がほどかれる。バサリとあふれんばかりに長い金色の髪がうさぎの身体を包み、それを床屋は手慣れたもの、ひろげてみせたり、あげたり、 おろしたり、束ねたりして、カメラに――視聴者にデモンストレーションしてみせる。これから、こんなに長い髪、こんなに綺麗な髪をバッサリと切るんですよ、と。 「こいつは上玉だな」 とクルーたちは時代劇の悪人みたいな台詞をのたもうている。 うさぎは耐える。しかしやはり無理だ。涙がとめどなく溢れてくる。自分のアイデンティティが侵食されているような気持ち。 床屋も同じ穴のムジナ、今度はコームでうさぎの髪をくしけずる。何度も何度も執拗にそれを繰り返す。 「ず、ずっと、ずっと、伸ばしてきた髪なんで、あ、あ、あんまり短くしないで下さぁ〜い」 うさぎはかろうじて言葉を絞り出し懇願するが、誰も何も言わなかった。 そうして、うさぎのカットは開始される。 ハサミは大きく口を開け、躊躇なく、ガバッとうさぎの髪に食らいついた。 ジャキ! ――ああ〜!! うさぎは目の前が真っ暗になる 「ほら、こんなに切っちゃったんだよ」 スタッフの一人が店主から受け取った60cm以上はある髪束を、うさぎの鼻先につきつける。シャンプーの香りが鼻をうつ。 「うえ〜ん、もう短くするしかなくなっちゃたよぉ〜」 うさぎ、大泣き。 その様子もカメラは逐一、撮影する。 切られた髪を。涙でグシャグシャの顔を。 さらにまた―― ジャキジャキッ! ハサミは動く。髪は食まれる。 左の髪が頬のところで揃えられた。うさぎにとっては物心ついてから初めて体感する短さだった。そう、未知の領域を、無理やりに侵されてしまったのだ。 「今の気持ちは?」 と訊かれても、 「うええぇ〜ん、ヒック・・・ううっ・・・うっ、うっ・・・」 うさぎは泣くばかり。 一房、また一房、と丈長く美麗な髪の束は、ワゴンに載せられる。まるで宝物のように。 うさぎにはそれがわからない。 「そ、その切った髪、ど、どうするんですか?」 恐る恐る訪ねると、 「売るんだよ」 とあっさり言われた。うさぎはまた泣き出した。 「これはシリーズ史上最高傑作になるかも知れないぜ」 「ここまでガチ泣きした娘って初めてですね」 「ヤラセ一切なしのガチンコ。おバカな娘で助かるね」 と撮影隊のボルテージも急騰しまくっている。 左半分はオカッパ、右半分は超ロング、というアシンメトリーな髪型にされた。情けないこと、このうえない。 そのザマをカメラは舐めるように撮っていく。 うさぎは鏡を見る勇気も消え去り、うつむく。 「いいよ、いいよ、そのリアクション」 今度は右だ。 ハサミは勢いよく、切り込んでいく。 ジャキ! ジャキジャキッ! 切り獲られた髪はまたワゴンに並べられる。 「ひどいよ、ひどいよ・・・グスッ・・・グスッ・・・」 「そうやって厭がってくれると、我々としても撮り甲斐があるね」 「こちとら、これで飯食ってんだからよ」 超ロングヘア―はあと一房を残すのみ。その最後の一房も、軽率な御主人様を恨むように、 ジャ、キ! と頭から切り離され、ワゴンの上にクッタリその骸を晒していた。 両サイドとも、さらに耳の上で切り詰められた。 鏡にうつるオカッパ少女に、 ――この娘、誰? うさぎは呆然自失。もはや涙も涸れ果てた。 だが、真の地獄はこれからだった。 次に床屋が取り出したブツに、うさぎは失禁寸前になる。 ――バ、バリカン!! 「心配するな。さっきもあのニーチャンに言われてたろうけど、坊主頭にしたりはしないから」 と床屋はうさぎの耳元で囁き、因果を含める。 「ここまできたら、もう諦めな。おとなしくしていれば嵐は過ぎ去る」 と言い、床屋は業務用バリカンのスイッチを入れる。 ブイイィィィイイイィン ブイイィィイィイン バリカンは盛大に騒音をあげ、持ち主が自分に与えた任務を遂行せんと動く。 うなじにバリカンの生温かな感触。その感触が上へ上へと遡っていく。熱と振動を後頭部の頭皮は、嫌というほど感受する。 「あ、ああ・・・あっ、あっ! か、刈りあげられてるぅ! 刈りあげられてるよっ!」 「おとなしくしてろ、と言ったのに」 うさぎのやかましさ、見苦しさに、床屋はイラついた表情を浮かべる。同時に刈り方も荒っぽくなっていく。スタッフとは真逆で、潔くないカット客ほど彼の癇に障るものはないのだろう。 荒ぶる床屋に、 「ひいいぃぃ! うわっ、うわっ、うわっ! オジサン刈り過ぎ、刈り過ぎいいいぃぃ!」 うさぎが悲鳴をあげるのも無理はない。床屋はうさぎの後頭部を半分以上も刈りあげていた。刈りも刈ったり、バリカンは17回もうさぎの後頭部を縦断していた。 ビッシリと刈り込まれた襟足(?)を鏡で見せられ、 「ふええぇ〜ん、これじゃマモちゃんに会えないよ〜。みんなにも笑われるよ〜」 うさぎの両眼はふたたび涙であふれかえる。 「これで最後だよ」 とレザーでShaveされた。後頭部の刈りあげ部分に、シェービングクリームが塗られ、 ジー、ジー、ジジー、 ジッ、ジッ、ジー、 と白く泡立つクリームを仲介役にして、ミリ単位の毛が根元から剃りおろされた。 「さすがオヤジさん、いい仕事しますね」 床屋の仕事ぶりに、スタッフは改めて感嘆している。 「一応明治から看板出してる江戸っ子床屋だから。ま、だからってふんぞり返っちゃいられないよ。食ってくために、こんな仕事もしなくちゃなんない」 「そんなこと言って。ノリノリだったじゃないですか〜」 「あんたらのせいで妙な趣味に目覚めちゃったのかな。アッハッハッハ」 床屋は笑った。撮影隊も笑った。うさぎだけが泣いていた。後ろ半分0mmの後頭部を晒しながら。 空気の微妙な揺れを、温度を、湿度を、剥き出しになった後頭部の地肌は感じている。 断髪後、早速ギャラを渡された。取っ払い式らしい。 「色つけといたから」 と恩に着せられながら。 封筒の中身を確認する。三万円入っていた。 本当はもっと貰えていいはずなのに、相場がわからないおバカなうさぎは、文句も言わず押し頂いた。 だが、おバカはおバカなりに、 ――ちょっと安くないかな? と首をひねったが、ギャラ交渉より、一刻も早くこの場を逃れたくて、 「ありがとーございましたぁ!」 とスタコラ去った。後で、ナスのヘタみたいなシュールな髪型の自分の姿がパッケージになったDVDが、マニアックなお店に並ぶことなど、知りもせずに。 帰宅すると育子ママが飛びあがって驚いていた。 「うさぎ! どうしたの、その髪?!」 「ちょっとイメチェン」 うさぎは張らなくてもいい見栄を張った。それに中学生の身で、ヤバそうなアルバイトをしていたことがバレては、どれほどお叱りを受けるかわかったもんじゃない。 「暑いしね。カリスマ美容師にニュータイプのヘアスタイルにしてもらったの」 「なにがカリスマ美容師よ、床屋さんの匂いがプンプンしてるわよ」 「と、とにかくあたしは気に入ってるからいいでしょ」 「そ、それならいいけど・・・」 「それでね、カツラを買いたいんだけど」 「全然気に入ってないじゃないの!」 育子ママは深いため息を吐いた。イジメにあってるのか、とまで心配されてしまった。 とりあえず今やるべきことは―― 〇カツラを買う 〇海野をシメる そして何より、 ――マモちゃんのバースデープレゼント!! 万札を握りしめ、お目当ての店へダッシュした。 そう、それこそ文字通り身を削ってまでして稼いだお金で、うさぎは愛しい恋人への贈り物を、見事にゲットしたのだった。 そして、それをカフェで衛に直接渡した。 「ありがとうな、うさ子」 衛は顔をほころばせる。 「結構無理したんだろ?」 「えっ、えっ? そんなことないよぉ〜」 うさぎはとぼけるが、さすが恋人、うさぎのお団子頭に手をやり、 「これ、カツラだろ?」 「あっ、バレちった?」 衛の目は誤魔化されない。 「このカツラの下がどんなふうになっているかは訊かないでおくけど、うさ子、猪突猛進タイプだから、張り切り過ぎて変なバイトに引っかかったり――」 「ギクリ!」 「あんまり心配させないでくれよ。俺にとっては、うさ子が笑顔でいてくれることが何よりのプレゼントなんだから」 「うん」 「ともあれ、本当にありがとう。嬉しいよ」 「うん」 うさぎは嬉し涙を目にため、衛の胸に顔を埋めた。 「夏休みだってのに、また妖魔?!」 うさぎたち五人は奇っ怪な姿の妖魔(その奇っ怪さはとても文章では表しきれないものだった)と遭遇した。 「みんな変身よ! ムーンビロードパワー! メイクアップ!」 変身用ブローチで次々とセーラー戦士になっていく五人。 うさぎも、バーッ、と生まれたままの姿になり、そうしたら服だけでなくカツラまで消えてしまった。 「どしぇええぇぇ!」 想定外の展開に、うさぎの目玉は顔の輪郭からはみ出さんばかり。 セーラー戦士に変身したものの、 「ぷっ」 他のセーラー戦士たちは噴き出す。 「ちょっと、うさぎ! 何よ、その頭」 「キャハハハハ、こりゃ緊張感もヘッタクレもないわ〜」 「ウフフフフ・・・うさぎちゃん、今までカツラだったのね」 「その髪型にティアラはキツいよ、あっはっはっはっ」 「うるさいうるさい!」 ナス頭で怒っても逆効果だ。 「トホホ・・・」 涙にくれるうさぎであった。 妖魔は倒された。 セーラー戦士たちは苦戦を強いられた。笑いを我慢しながらの戦いだったからだ。 そして、何故かこの日、タキシード仮面は現れなかったという。 (了) あとがき 迫水野亜の「裏メニュー」的作品です。 ほんとは二次創作は一切やるつもりはなかったのですが(最近は特に漫画もアニメもほとんどみてないし)、でも「セーラームーン」好きだし、なので、「月野うさぎの断髪 髪おろし→カット→バリカン→刈りあげ部分を剃りあげ」というリクエストに、つい魔がさしてチョイスしてしまいました(^^;) 今作は原作ではなくアニメに準拠して書いています。色々ツッコミどころもございましょうが、どうか御勘弁下さいm(_ _)m それとフェチ系映像作品については表も裏も全く知識不足で、撮影のやり方についても首をひねりひねり書きました(もしかしてフェチ系映像の撮影でバッサリって話、初めて?)。なので、この作品に登場する撮影グループは全て架空のものであり、実在の業者様とは一切関係ありません、とのことで、ひとつ(-人-) 令和元年――2019年も終わろうとしています。皆様にとってはどんな一年だったでしょうか? 当サイトはで今年は2ダース以上の作品を発表させて頂きました。リクエスト企画もさせてもらいましたし、開設以来最も豊饒な一年だったかも知れません。 これもサイトに遊びに来て下さるお陰、と感謝しております。 まだリクエスト小説、あと2〜3作ほど書き継ぎます。来年のアタマをメドにして。 2020年も明るく楽しくポジティブに活動していきたいと思っています♪ 時代に追いつくぞ〜(笑) 今年もありがとうございました♪♪ 2020年があなたにとって、実り多き明るい一年になりますように。 |