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埋め草


 ささいなことで、グループからハブられそうになった瀧川美依那(たきがわ・みいな)は頭を抱えていた。
「ああ〜、どうしよう、ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ!」
 序列からいえば、クラスのトップグループだった。メンバーは美依那を入れて、5名だ。
 なかなか可愛く、なかなか機転もきく美依那なので、愛嬌たっぷりに振る舞い、巧く立ち回って、メンバーの座をキープしていたのだが、首領株のA子の彼氏にモーションをかけているとの嫌疑を受けて、グループを追放されかけ、もはや崖っぷち!
 ラインでメッセージを雨あられと送りまくったが、皆読んでくれさえしない。ボス格のA子への遠慮もあるし、要領が良すぎる美依那への反感も、これを機に噴き出したのだろう。
 そうなると、学校へ行って、シカトや嫌がらせなどの憂き目に遭うのも怖く、プチ不登校も一週間近くになる。
 出口なし、の状態だけど、しかし、このまま、プチ不登校から本格的な不登校に、ズルズルと移行するわけにもいかない。
 「格下」のグループにもぐりこもうかとも考えてはいるが、これまで校内を肩で風切って歩いていた身としては、プライドが邪魔して、どうにも受け容れがたい。それに有力グループに睨まれていれば、この先、「快適なスクールライフ」を続けるのは、まず困難だろう。
 そもそもはちょっとした誤解が原因だ。しかし、いくらラインやメールで潔白を訴えても、誰も耳を貸してはくれない。
 ――ああ、女子の世界って、ほんと、メンドクサイなぁ・・・。
 美依那はこの新年度、不慮の複雑骨折で、二か月遅れで現クラスに加わった。このタイムロスを取り返し、クラスに溶け込まねば、と一念発起、「新参者」ながら、なりふりかまわぬアプローチと、自己アピールと、それとは気づかせない賢さで、A子に気に入られ、トップグループの一角に食い込んだ。そして、苦労報われ、高校デビュー! 媚びたり、おどけたり、イジられたり、損な役回りをすすんで引き受けたり、とグループ内で、八面六臂、粉骨砕身、涙ぐましい努力を重ね、今までその一員としてやってきた。
 それが、一朝にして土俵際まで追いこまれてしまった。このままでは、没落は必至だ。
 ベッドの上、輾転反側、
 ――マジでどうしよう!
と両足をバタつかせる。「ぼっち」にだけは、死んでもなりたくない。
 コルクボードに貼ってあるプリクラが目にとまった。グループで撮ったプリクラ。5人が勢ぞろいして、A子を取り囲むようにして、めいめいポーズをとっている。
 これからも一緒だよ♪♪ MAGICAL5
と落書きしてある。「MAGICAL5」とは自称のグループ名だ。ちなみに、向かって右端の美依那の顔は半分見切れている。あたかも、美依那の現在の状況を、予見していたかのように。
 A子の提案で、MAGICAL5のメンバーお揃いのオリジナルバッジもつくった。緑色のクールな印象のものだった。それを制服の襟につけ、校内校外を5人、大股闊歩したものだ。
 しかし、出る杭打たれる、と古諺にあるように、MAGICAL5の面子の中には、ぽっと出の美依那の存在を疎ましく思っていた娘もいたのだろう。そういう娘がA子を焚きつけたり、讒言したりして、美依那の追放を画策しているであろうことも、薄々わかってはいる。
 ――はぁ〜、女の子って、やっぱメンドクサイ〜。
 ベッドをローリングするたび、長い髪が身体に敷きこまれ、ひきつれて、痛かったりもする。
 土俵際からの「次の一手」をどうするか。
 考えても考えても妙手は浮かばない。
 ――でも――
とふたたびプリクラを見つめ、思う。
 いつまでもMAGICAL5の一員でいたい。仲間でいたい。MAGICAL5のバッジを身につけていたい。今までのように楽しい学園生活を送りたい。
 しかし、「次の一手」はいくら頭をひねったところで、スンナリとは出てこない。
 煮詰まって、煮詰まって、煮詰まりきって、自宅にこもっているのも息苦しくなってきて、
 ――本屋にでも行こっと。
 本来の文学少女に一旦戻り、外出する。気分転換。久々にコンタクトをよして、黒縁メガネに、地味な服装で家を出た。途中、知った顔に出っくわさないように、通学路や下校時間帯を避けての外出だ。
 本屋に入ると、根っからの読書家の性(さが)で、心落ち着き、心安らぎ、心癒された。
 新刊書をチェックする。雑誌を立ち読みする。主に小説コーナーを物色して歩く。フォークナーのマニアックな短編ばかりを収録した文庫本を見つけ、おおっ、と思う。欲しくはあるが、とりあえず他の本も見て回る。
 あまり縁のなかった自己啓発本のコーナーにも、足を踏み入れる。
 そうしたら、一冊の本が目に飛び込んできた。
 大切な人との友情を育む十二箇条
という書籍だった。100万部突破!!と帯には謳われている。「もう人間関係で悩まない!」とも帯にはある。
 ――これは買いじゃね?
 フォークナーとどっちを買おうか、かなり迷ったが、当座必要なのは、「大切な人との友情(以下略)」だ。「ぼっち」になって教室の片隅で読むフォークナーは、さぞ切なさもひとしおだろう。
 帰宅して、すぐ、購入したばかりの本をひろげる。無論フォークナーではない。
 序章でつまずいた。
 「自分を誤魔化していませんか?」「“本当の友情”とは一体どういうものでしょうか?」「どこかで無理をしていませんか?」「嫌われることはそんなに恐ろしいことなのでしょうか?」「本当の気持ちをしっかりと見つめ直す勇気を持ちましょう」などと益体もないことばかりが書いてあって、
 ――やっぱ、フォークナーにしとけば良かった〜。
と大後悔した。
 ――おいっ、加治木! 金返せ!
と著者に毒づく。
 お説はごもっともなのかも知れないが、美依那が今現在求めているのは、高みからの名論卓説ではなく、にわか普請でもいいから、即効性のある人間関係回復のテクニックだ。
 ――ちゃんと内容をチェックすべきだった〜。
 100万部のベストセラーでも、今の美依那には何の役にも立たない。こんな「紙クズ」をろくに吟味もせず、衝動買いするあたり、自分、かなり焼きが回っているのだろう。美依那は肩を落とし、ため息をついた。
 欲しいのは極楽からの蜘蛛の糸ではない。火宅の火の粉を少しでもしのぐための虎の巻だ。

 二日、三日、とプチ不登校の日々が続く。
 ラインもメールも諦めた。希望の光も見えず、毎日グダグダしている。
 こうして無為に過ごしている間にも、MAGICAL5改めMAGICAL4は、グループとしての結束を固め直しているのだろうか。
「略して“M4”って、なんか『花より○子』みたいじゃね?」
とか言って笑っているB子の顔が浮かぶ。B子の発言に呼応して、
「やっぱこの面子が一番しっくりくるよね」
「余計なのがいなくなったからね」
と盛りあがるC子やD子の顔が浮かぶ。満足そうにうなずくA子の顔が浮かぶ。
 ――うう〜、「ぼっち」確定かぁ〜・・・。
「だからさァ――」
 姉の声が聞こえてくる。電話中のようだ。ベランダで通話していて、同じベランダを共有している美依那の部屋まで話が聞こえてくる。
 ――うっさいなぁ〜。
 いつものことなのだけど、滅入りに滅入っているときだけに、余計耳障りだ。腹立たしい。
 ――ああ! もォ〜!
と美依那は髪をかきむしる。そんな妹のことなどつゆ知らず、
「謝っちゃいなよ、謝っちゃいなってば」
と姉の声は繰り返す。
 おや、と耳をそばだてる。直感的に、だ。
 切れ切れの会話の断片を、想像力を接着剤にして貼り合わせてみると、どうやら、姉のボーイフレンドがバイト先で派手にミスをした挙句、そこの先輩とも悶着を起こし、辞めようかな、でも時給いいから辞めたくないし、と泣きついてきたらしい。
「だから謝っちゃいなよ〜」
と姉はしきりに謝罪の必要を説く。ウジウジした男友達にちょっと苛立っている様子。
 美依那はそろりそろりとベランダに近づき、大学生同士の通話を盗み聞きする。少しは参考になるかも、とワラにもすがる気持ちだった。
「謝るときのコツはね――」
と姉は得々とレクチャーする。
「とにかくくだらない見栄とかプライドとか全部捨てて、下手下手に出るのさ。もう、相手がドン引きするくらい謝って謝って謝り倒す、これだね。菓子折りでも下げて、そうだ、頭も丸めちゃいなよ! 坊主、坊主! そんな腰がひけててどうすんの。必要なら相手の靴もなめるんだね。何だよ、意気地がないねえ。なりふり構ってる暇なんてないよ。時間が経てば経つほど謝りにくくなるよ。え? あのね〜、そういう中途半端が一番ダメなんだってば。わかんないかなぁ? そう、そう、だからさ――」
 相手がドン引きするくらい謝り倒せ
 なりふり構うな
という姉の全く知らない人への助言は、少なくとも加治木某の著書より、美依那の脳髄に響いた。
 時間が経つほど謝りにくくなる
という言葉も、美依那の尻を叩く効果があった。
 そうして、閃いた。ついに「次の一手」を思いついた!
 今回のケース、自分は全然悪くない。勝手に誤解されただけで、まるきり無実だ。濡れ衣だ。冤罪だ。
 しかし、教室は法廷ではない。さまざまな感情の群れのひしめき合う密閉空間だ。真っ当な論理をふりかざしたところで、屁のつっぱりにもならない。そして、教室はまた、弱肉強食の場でもある。「肉」になる前に、手をうたねば。
 ――やるしかないか!
 美依那は髪をかきあげ、決意した。目にはうっすら涙が浮かぶ。視界が滲む。でも、今は、泣いている時間さえ惜しい。
 ――よし!

 一時間後、美依那は、行きつけの美容室のカット台に座っていた。首にはネックシャッターが巻かれ、身体にはカットクラスが巻かれている。
「ミーちゃん、本当にいいの?」
 いつもの美容師さんが困惑顔で、注文を確認する。三度目の確認だ。
「うん、いいの」
 美依那は、子供の頃から髪をやってくれている婦人の美容師さんに、明朗にうなずいてみせた。実は、何度も確認を入れられ、ちょっとイラッとしたりもしている。現に心はグラつきかけている。
 美容師さんの動揺もわかる。
 なにせ、幼女時代からロングヘア―をキープしている美依那だ。その馴染み客が、突如、ベリーショート――それも、少年のようなベリーショートを注文してきたのだから、それは驚くだろう。
 戸惑う美容師さんに、美依那は弱気を振り払い、キッパリと最後通牒を突きつけた。
「バッサリ切っちゃって下さいっ!」
 それを潮に、美容師さんもようやくハサミをとった。
 シャンプー後の長い濡れ髪を、美容師さんは手際よく粗切りしていく。ザクザク、ザクザク、と勢いよく、髪にカットバサミが入れられる。
 50cmをゆうに超える長い髪の毛が束になって断たれ、落ち、多少えらの張った輪郭が、ぽつねんと宙に取り残される。あっという間の出来事だった。
 髪を切って、それも、思い切り短く切って「お詫び」。それが、美依那の起死回生を賭けた「次の一手」だった。
 うまくいくかはわからない。が、カットハウスに行く前に、自分とも他の4人とも交流のある「中立派」のE子に頼み込み、自分の名は伏せて、大事な要件があるから、と明日、4人に早めに教室に出てきてくれるよう、約束を取り付けてもらっていた。
「なんかおごれよ〜」
と電話の向こう、E子は冗談ぽく言って、笑っていた。自分は一人じゃない。その温かみにも触れ、恩に着るとともに、前向きな気持ちが胸にあふれた。
 改めて身が引き締まる思い。明日は美依那が、平和な学園生活を、素晴らしい青春時代を、取り戻すための、天下分け目の一日になるのだ。
 ひと通り、粗切りを終えると、美容師さんは今度は髪をブロッキングして、いよいよ短く髪を切り詰めはじめた。カット台の周り、切られた濡れ髪が、十筋も二十筋もとぐろを巻いて、美依那を取り囲んでいる。
 ジャキジャキ、ジャキジャキ、
 パサッ、パサッ、
 まずは内側の髪が刈られる。そうして、ブロッキングしていたクリップを外し、バサリ、と垂れかかって短い髪に覆いかぶさる外側の長髪をカット。
 ジャキジャキ、ジャキジャキ、
 バサッ、バサッ、
 こうして、順繰りに、内外、上下、左右、の髪が切り落とされる。
 ジャキジャキ、ジャキジャキ、
 パラパラ、パラパラ、
 オーダー通り、耳がクッキリ出、うなじもスッキリと出、額も半分以上出た。
 当初、美容師さんは、オシャレでフェミニンである程度長さをとったショートヘアをすすめてくれたが、
「いや、いいんです。男の子みたくして下さい」
と美依那は言い張り、
「もっと短く切って」
と盛んに要求した。
 美依那だってせっかくの自慢の髪、勿体無いと思わないわけがない。しかし、中途半端に長くオシャレにしたら、謝罪の効果が半減してしまうか、逆に反発を招きかねない。ゆえに、短く、ダサく、少年ぽく切ってもらった。襟足などは、三度も切り詰め直させた。
 美容師さんは美依那の気迫にたじろぎつつ、ハサミを動かした。
 ジャキジャキ、ジャキジャキ、
 バサリ、バサリ、
 ドライヤーで髪が乾かされ、ドライカット。
 シャキシャキ、シャキシャキ、
 パラパラ、パラパラ、
 美容師さんは美依那の人一倍量の多い髪を、ハサミで梳き、ボリュームを抑え、さらに刈り整える。モンチッチもビックリの超短髪に、きれいさっぱり刈り込んでもらい、美依那はようやくOKを出した。

 翌日、
 美依那は教室に一番乗りして、A子たちを待った。待ちながらも、心臓はドクドク鳴りまくり、口の中はカラカラに乾きまくり、足がプルプル震えまくった。
 A子たちは来た。
 笑いながら教室に入ってきた4人は、目一杯髪を切った11日ぶりの美依那に、仰天して、C子などはとっさに、まるで武芸者のように背後に飛びすさっていた。
 4人はフリーズしまくり、それでも、A子は、
「ミーナ・・・そ、その髪――」
 それ以上は言わせず、美依那は、かつての親友たちの前に、ガバッ、とひれ伏した。
 床に両手をつき、
「このたびは、本当に申し訳ありませんでしたああぁぁぁ!」
と深々と頭を下げた。
 後に半ば伝説化して語られることになる

 瀧川美依那のベリショ土下座

である。
 とにかく相手に言葉を挟む隙すら与えず、
「こめんなさいっ! ごめんなさいっ!」
を連呼。
「この通り、髪切ってお詫びしますっ!
「ブスのくせに調子コイちゃって、マジでごめん!
「全てはアタシの思い上がりが原因なの!
「恩を仇で返す最低な女ですみませんっ! 
「アタシにはもう、このバッジをつける資格はないかも知れないけど、どうか許して!
「反省の印に、卒業までこの髪型でいるから!」
と土下座して、マシンガンの如く謝罪の言をまくしたてる美依那に、4人はすっかり毒気を抜かれた様子で、互いに目配せを交わす。そして、A子がうなずいたのをきっかけに、皆表情をゆるめた。
 A子はしゃがみこんで、美依那の肩を抱き、優しい声で、
「もういい、もういいよ、ミーナ。わかったから、ちゃんとわかったから」
「ほんと? 許してくれるの?」
「ここまでされたら許すしかないっしょ」
とB子は言い、
「それに今回の件は、ウチらにだって責任はあるかも、だしさ」
とD子も言う。
「元々本気でハブる気なんてないよ。だってトモダチじゃん? やっぱりミーナがいてこそのMAGICAL5だよ」
とA子は美依那の短い髪を優しく撫でる。
 美依那の両眼から涙があふれる。涙でグシャグシャの顔のまま、4人とハグを交わす。涙もろいC子もつられて泣いていた。
「お帰り、ミーナ」
 早速この日、ゲームセンターに行き、5人揃ってプリクラを撮った。勿論全員バッジをつけて。
 MAGICAL5Forever!
 いつまでもトモダチ!
と落書きして、涙と笑いのうちに、和解の儀式は成った。
 それから美依那は、MAGICAL5のメンバーとして、ふたたび、高校生活を謳歌した。楽しい思い出もたくさんたくさん作った。「公約」通り、ボーイッシュなベリショを維持しながら。
 5人の仲間はいつも一緒に過ごした。
 そして、高校を卒業した。

 しかし、卒業後、美依那たちMAGICAL5は散り散りになった。以後、5人はそれぞれ会うこともなく、それどころか連絡を取り合うことすらも一切なく、友情関係は自然消滅。
 ただ、ごく稀に、美依那に大学のコンパで、
「今だから話せるけどさぁ、高校のとき、MAGICAL5っていうグループ組んでてさぁ、MAGICAL5とかマジ痛すぎでしょ? 皆でお揃いのバッジとかつけてて、思い出すだけで、ああ〜、って顔真っ赤になるよ〜。5人でプリクラ撮って、“MAGICAL5Forever”とか書いちゃったりしてさ、バカでしょ? バッジもプリクラも高校卒業と同時にソッコーで捨てたよ。当たり前じゃん。超ハズいもん。超黒歴史だっつうの。でも、プリクラ取っておいた方が良かったかも。笑いのネタに。いや、やっぱ笑えないか。寒っ、ってドン引きされそう。あははは」
と酒の肴にされるのみである。
「他のメンバー、今どうしてるのかなあ。ま、超どうでもいいけどね、あははははは!」




(了)



    あとがき

 「メルちゃん」「カサブランカ」と結構ハードな坊主ネタが続いたので、バランスをとるため、もう一本ライトな断髪モノを書こう、と思いまして、軽くでっち上げてしまおう、との不純な考えもあり、それが自虐的なタイトルにつながっています(;^ω^)
 で、あれこれ考えたのですが、以前から頭の中にあった「ベリショ土下座」というネタがあり、そこから逆算して、肉付けして、今回のお話になりました〜。美依那みたいな人って、「キョロ充」って呼ばれるカテゴリーに入るんでしょう。結構身につまされるなぁ。でっち上げるつもりが、書いているうちに、色々な思いや感情や体験が湧き上がってきて、力が入りました。ある種、個人的な物語だったりもします。
 実はずっと美依那は「転校生」という設定だったのですが、最終チェックのとき、恐るべきドジに気づきました。「なんで、転校先に、子供の頃からの行きつけの美容院が存在してるんだ?」と。「前の学校でイジメにあって学区内の別の高校に転校した」という設定にしようかとも考えたのですが、そうすると、物語の根幹から変えなきゃ(頭から書き直さなきゃ)いけないことにも、なりかねないので、骨折してもらいました(笑)
 今回、「メルちゃん」は小学生、「カサブランカ」は二十代、今作はティーンエイジャー、とヒロインの年齢も――偶然ですが――いい具合に分散してくれて自分としてはとても嬉しかったです。ロリからJKからアダルトから(笑)
 最後までお読み下さり、本当にありがとうございました(*^^*)




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